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2011年 05月 27日

G8

フランスでG8サミット(主要国首脳会議)が行われています。

菅総理は会の冒頭に震災・原発に関してスピーチを行いました。マスコミは開催国以外で冒頭にスピーチをするのは日本では初めて、というどうでもよい報道を行っています。

会の一端しか報道では見れませんが、各国首脳が集まっている場では、菅総理は蚊帳の外、ほとんど無視されている状態のようです。

特にオバマ大統領はあからさまです。菅総理が何か話しかけたように見えましたが全く無視、数人が集まる場でも菅総理には背を向け、他国の首脳と雑談している様子が多々見られました。

日本の総理はG8や各国首脳が集まる場では、その存在を見事に軽んじられています。

毎回違う総理大臣が参加し常に始めましてからスタートでは仕方ない上、英語でのコミュニケーションもとれないのでは仕方無いでしょう。

グローバルに展開している民間企業では社長の語学力は必須です。そろそろ日本の総理大臣の最低条件として英語でコミュニケーションが図れることを考えていただきたい。

スポーツ界でも語学力、つまりはコミュニケーション力は常識です。多くの日本人選手が海外で活躍していますが、通訳を付けずにコミュニケーションを図っている選手が活躍している傾向が強いようです。

日本は海外に尊敬される人種・文化を持ち合わせており、平和憲法にしても経済規模にしても「各国から注目を集める側」の国です。

しかし、残念ながら政治があまりに稚拙、外交にもロジック・戦略性が無く、折角の良さを持ちながらも「不思議な国」というレッテルを貼られています。

菅総理の笑顔が妙に侘しさを感じるのは私だけでしょうか。その存在の軽さを笑顔で精一杯誤魔化していることが透けて見えてしまいます。

今は菅降ろしを行っている時期ではありませんが、自国の総理に尊敬の念が持てないということの不幸を日本国民はもっと憂うべきなのです。

by melo-works | 2011-05-27 12:19 | Comments(0)


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