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2011年 07月 22日

日本の評価

日本の国内は問題が山積、世界の中の日本の位置付けについては低下の一途ですが、為替の世界では違う評価が続いています。

為替の評価とは「円」という通貨の評価が想像以上に高い状態が続いているということです。

併せて日本国債のマーケットの評価も異常に高い状態が続いています。

大震災があり、経済的に大打撃を受け、世界で突出した財政赤字を抱えるこの日本という国の「円」が強く、「日本国債」が安定していると見なされているのです。

震災前に1$82円付近で推移していた円は現在78円台半ばで推移しています。円高になっています。しかもこの水準は歴史的に見ても最も高い水準です。歴史的に現在の円の評価が異常に高いのです。

しかし、円の評価が高いという言い方は間違いなのでしょう。ドルやユーロが「やばい」のです。

あまり報道されていませんが、今アメリカは「デフォルト(債務不履行)」という最大の危機を迎えています。要は国の予算を確保するため、赤字国債発行限度額を引き上げる必要があるのですが(赤字国債を発行しないと各種支払いができなくなる)、その法案が共和党の反対で通過するかどうか、非常に微妙な状態にあります。

もし、その法案が通過しなければ赤字国債を発行できませんから、アメリカは支払いに窮し、債務不履行となります。ドルの信用の失墜ですから、つまりドルの終焉が始まることになります。

ユーロも深刻です。ユーロ首脳は、ギリシャを支援するため、民間投資家に対して、自発的に保有するギリシャ債を期間がより長く金利はより低い債券と交換するという方針を示しました。

つまり、投資家は保有する資産が大きく目減りするということで、これによってギリシャは選択的デフォルトという状態になると発表されています。

選択的デフォルトなど誤魔化しです。明確なデフォルトです。今回の処置は、破綻した生保などの保険が不利な条件に一方的に変えられる、といったことと同じことです。国を潰さず、何とか誤魔化したいという処置です。

日本も「やばい」のですが、その他の国が「やばすぎる」のです。

各国の窮地をしり目に「金」価格だけが淡々と上昇を続けています。金価格が高いということは、国も信用できない、信じるものは「金(きん)」だけ、といった状態なのです。

短期的に日本は強い、しかし、次の本格的な危機は「日本」を確実に襲ってくるのです。
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by melo-works | 2011-07-22 11:10 | Comments(0)


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