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2012年 11月 09日

リーダー

アメリカ合衆国ではオバマ大統領が再選され、中国でも中国共産党大会が行われ新体制が動き始めようとしています。韓国内でも大統領選が間近に迫っており、日本を取り巻く主要国の動きが活発になっています。

アメリカの開かれた大統領選を見ると自由の恐ろしさを感じ、中国の閉鎖的なトップ交代を見ると一党独裁の怖さを感じます。

アメリカ大統領選は資金集めが優劣を決めると言われていますので、日本では信じられない数千億もの資金が主に広告宣伝費に充てられます。

その広告の9割がネガティブキャンペーンです。相手の誹謗中傷を日々繰り返し目にし耳にする状態は如何なものでしょうか。

大統領選は政権公約による政策第一の選挙というより、アメリカ大統領として相応しい人物を選ぶという色が濃くなっています。ですから、相手の人格否定を徹底的に行うのでしょう。言論の自由も聞こえは良いですが、要は「国を挙げてのけなし合い合戦」です。

対する中国は国民不在、妖怪共の権力闘争です。

映像では、妖怪の親分光沢民前書記長が胡錦濤総書記と温家宝首相の真ん中にどっしりと座り、その顕在ぶりを示していました。

次期、総書記に内定している習近平氏は中立派と言われており、今も光沢民氏と胡錦濤総書記の権力闘争が、習近平氏を筆頭に様々な人物が暗躍して行われています。

日本はアメリカと中国という超大国とどのように外交を繰り広げていけばよいのか、そこは日本の命運を左右するほど重要ですが、4年以上同じトップが続く両国に比べて、日本の政権の脆弱性は致命的です。

小泉氏のように安定的リーダーが長期政権を担っていた状態では、外交戦略が明確です。外交面のみならず国内改革面からも、長期安定政権が望ましいのです。

日本も大統領制が採用されれば問題は一気に解決されますが、ここ数年は無理でしょう。まずは長期安定政権が誕生し、様々な改革を行い、強い国作りを行っていかなければなりません。

オバマ大統領、習近平と比べても遜色ないリーダーの誕生が待ち望まれます。(石原氏がリーダーともなれば一気に問題は解決するでしょうが、大きなリスクと混乱が待ち受けます…)

by melo-works | 2012-11-09 12:22 | Comments(0)


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