先日、武蔵浦和駅前のCoCo壱番屋(ココイチ)で素晴らしい店員さんに出会いました。
私がふと店舗前にあるメニュー看板を見ていたところ、店内からパートの主婦であろうスタッフが出てきて「店内お席が空いていますので、すぐご案内できますよ」と笑顔で声を掛けてきました。
私は食事をする意志があったわけでなく、人との待ち合わせの時間にメニューを眺めていただけなので「ごめんなさい、食事は済ませてしまったので」と立ち去ろうとすると、さっとチラシを差し出し「テイクアウトや宅配も行なっていますので宜しくお願いします!」と笑顔で話しかけられました。
声を掛けるタイミングも抜群で何よりも笑顔が印象的だったからか、全く悪い気がせず、寧ろ絶対来てみたい、という気にさせられました。
パートさんでなく社員かもしれませんが、例え社員であったとしても、上記のような対応ができるということは凄いことです。
ココイチのスタッフが行なっていた行為は広義のキャッチ活動です。
しかし、全くキャッチ活動とは感じませんでした。「親切」と感じたくらいです。
何故、親切と感じたのか、そこには「タイミング」「笑顔」「フォロー」「熱意・誠意」がしっかりと揃っていたからだと思います。
何気ない自然なタイミングで、笑顔で話しかけ、断りを受けても笑顔でフォローのチラシを渡す、その一連の行動の中に誠意を感じたのだと思います。
変にかしこまったり遠慮したりせず、堂々と笑顔でお店をPRする姿勢に熱意を感じたのだと思います。
皆さんは如何ですか。自らの一連の行動を相手はどう感じているか、考えていますか。
同じPRを行っても、成果の差が存在します。同じ行為を行うならば、より成果に結び付く必要があるわけです。
接客レベルの向上は勿論、PRレベルについても向上させる努力が必要です。
仕事は一つ一つこだわりを持ち、その精度を上げ、追求していく姿勢が必要です。
「感動を与えるPR」にも取り組んでいきたいと思います。