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2015年 10月 02日

DI

日銀が発表するDI(業況判断指数)で、製造業は景気が減速しており、非製造業では景気の回復を示している結果となりました。

DIは景気の状況を表す重要な数値ですので、ぜひ覚えていただきたいのですが、要は景気が「良い」と答えた企業の割合から「悪い」と答えた企業の割合を引いた指数です。前回よりプラス方向になれば景況感の改善を示すことになります。

そのDIで製造業は景気が悪くなったと感じ、非製造業は景気が良いと感じているのです。

製造業が景気が悪いと考える要因としては中国経済の減速、そして世界的なリスク資産の下落があります。

当然、中国向けの輸出は減少、海外生産も減産、設備投資も縮小となれば景気が悪く感じるのも当然です。

非製造業は景気の影響が遅れて波及します。

最近も中国観光客の爆買が報道されていますが、日本への観光客数は既に昨年比を上回り大幅増加、インバウンド消費もかなり増加しています。

中国経済の減速が鮮明になれば、中国人の爆買も減速し、インバウンド消費も減るでしょう。影響は来年以降に表れると思われます。

現在は経済のファンダメンタルズが減速しています。世界経済をリードしていた中国経済の減速からも明らかです。

我々、非製造業まで影響が波及してくることは覚悟しなければなりません。

しかし、事前に分かっていれば準備も対策も可能です。

基本的に「組数戦略」に変更はありません。KPIにも変更はありません。むしろ、そのKPIを今まで以上に精度を高め実践していくことが重要です。

店舗の温度はどうですか?ありがとうグリーティングは徹底できていますか?PRはしっかりと行っていますか?店舗チェックを見ていると、店内温度は13度や15度が目立ちます。

我々は「普通」を目指しているのではなく、20度以上を目指して努力するのです。アルバイトスタッフへの浸透は十分できていますか?

景気状況に右往左往するのではなく、行うべきことを確実に遂行し、堂々と仕事を行いましょう。

by melo-works | 2015-10-02 12:37 | Comments(0)


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