関東地方は桜が満開です。
お花見スポットは多くの花見客で賑わいを見せています。
その賑わいとは逆に、日本経済を取り巻く状況はネガティブ要素が満載です。
日銀短観、景況感(DI)では、数値が6ポイントも悪化しました。DIとは景況感が「良い」と答えた企業の割合から「悪い」の割合を差し引いた値です。しかも大企業製造業の数値がマイナス6ポイントですから、多くの中小企業はさらに悪い状況と言わざるを得ません。
新年度に入り株価も大きく値を下げています。
年度末の株価維持が意図的に為されていた証拠、と言えます。現在の水準が本来の水準なのでしょう。
安倍政権は良くも悪くも独裁です。安倍政権に変わる集団が不在なことがそもそも問題なのですが、国民は受け皿不在の中、反論の声を上げることを放棄している気がします。
この4月に民放では番組編成上多くの番組やキャストが変わりました。
NHK「クローズアップ現代」から国谷裕子さんが降ろされ、TBS「ニュース23」からは岸井成格さんが降ろされ、テレビ朝日「報道ステーション」からは古舘伊知郎さんが降ろされるなど、政権に批判的な発言をした放送関係者が次々に降板しているのは、穿った見かたでしょうか。
メディアは公平、正しいと信じていては、真実を見極めることはできません。
政権が行うことを全て批判する今の野党を信じることはできませんが、是々非々で真実を見る目を持ち続けることが大切です。
年度が変わり、安倍政権は夏の参院選に向けて選挙モードが加速します。正しい選択を行う為にも、まずは関心を持ち、何が真実なのかをしっかりと見極めていく姿勢が求められるのです。