昨夜、熊本で震度7の地震が発生し、多くの被害が出ています。
東日本大震災から5年以上が経過し、人々の記憶が薄れかけた頃に、悲劇は突然やってくるということを今回も思い知らされました。
活断層が原因との見方ですが、比較的浅い場所の断層がずれると、その付近の被害は甚大です。
日本列島には活断層が縦横無尽に走っており、いつどこで巨大地震が発生するか全く予想がつきません。
今回の原因とされる日奈久断層は、文部科学省による昨年1月時点の主要断層の長期評価で、同断層の八代海区間約30キロで、30年以内にM6・8以上の大規模地震が発生する確率が最大16%あるとされ、全国187断層の中で最も発生確率の高い断層でした。
ただ、こういった確率論は僅か数百年の統計から計算されたもので、どこまで信憑性があるかは分かりませんし、あくまでも確率ですから、いつどこで何があっても不思議ではありません。
やはり、地震国日本で原発を稼働させることは、いつ爆発するか分からない巨大爆弾を多数抱えているようなものです。
テロよりも原発稼働のリスクは遥かに大きく、また原発さえもテロの標的となる今、原発稼働は全く現実的では無い政策だと言えます。
こういった巨大地震の度に、東日本大震災時を思い出します。
計画停電で営業もままならない状態でも、多くの人が店舗を訪れ、歌いに来ていただいたことを私は決して忘れません。
我々の仕事は地域に元気や明るさをもたらす仕事です。そして人々が笑顔になれる場所です。
これからも、地域の多くの人の笑顔に接していきましょう。