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2017年 09月 29日

解散

昨日衆議院が解散されました。

安倍総理の今回の解散に大義は無いと論評されています。確かに2019年に引き上げる消費税の使い道に関して、今、国民から信を問う必要はありません。

更に、北朝鮮問題で国民全体が憂いでいる中、今、解散する必要は誰一人感じていません。

ただ、勝てるタイミングだったから解散したのです。

しかし、その目論見も小池都知事と民進党の動きによって、雲行きが怪しくなっています。永田町、風雲急を告げるといった状況です。

衆院選は小選挙区と比例代表の並立選挙です。

国民の判断として、1人しか当選しない小選挙区では、自民党候補者かその他か、という判断をする傾向が非常に強く、以前のように野党が乱立している状態では、自民党の勝利は必然でした。

しかし、今回安倍VS小池の構図が出来上がった状態では、正に5分5分の戦い、森友・加計問題で国民の信用を失った安倍政権は、ややもすれば劣勢とも思えます。更に、政党名を書く比例代表では、多くが「希望」と書くでしょう。

今後、勝敗を決めるポイントは一つだけ、小池都知事自身が都知事を辞め、選挙にでるかどうかです。

小池氏が先頭に立って、政権交代を叫び、自身が総理大臣としてこの国を変える、と吠えまくれば、小池総理誕生の確率は格段に高まります。

民進党を飲み込み、資金と支持基盤を手に入れた勢いに、自身の覚悟が重なれば、日本初女性総理誕生へと一気になだれ込んでいくでしょう。

都政投げ出しの批判も、その覚悟一つで吹き飛びます。メディアは売れる方に付き、流れを自ら作っていきます。

どちらにしても、安倍総理は大義無き解散のツケを払うことになります。

今後の政治家一人ひとりの発言に注目です。

by melo-works | 2017-09-29 11:43 | Comments(0)


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