人気ブログランキング | 話題のタグを見る

当社に勤務する皆様へ

meloworks.exblog.jp
ブログトップ
2007年 04月 09日

選挙

昨日統一地方選の前半戦が終わり、注目だった東京都知事選は石原都知事が3選を果たしました。

投票率の全国平均では前回を若干上回った程度ですが、都知事選挙は前回を10%程度上回り、54%の投票率でした。

それでも、54%ですから、世界的に見れば、日本の選挙に対する関心の低さを象徴しています。

石原都知事については、過去の実績が評価されたのだと思います。石原都知事の政治手法は典型的なトップダウン方式です。石原知事は実現したい政策を打ち出し、それを議会で成立させていきました。

ディーゼル車の排気ガス規制、銀行に対する外形標準課税、認定保育所、ホテル税等々、石原知事が実現させた政策は多くあり、その多くが改革と呼べるものだったと、私は評価しています。

ただ、今回の選挙に関しては、当初自民党の推薦を受けるとし、それを一度は断り、選挙の途中で再び応援を仰ぐといった経緯があり、本人も苦戦を強いられ、今後の都政運営に影響を及ぼす選挙戦となりました。

苦戦の原因は、都政の私物化です。選挙前に次々に明らかかになった高額接待費、4男の厚遇等々がリークされ、高圧的な石原知事もさすがにトーンダウンしました。

勝って兜の緒を締めていただきたいと思います。

統一地方選の全体を見ると、民主党の躍進が見られます。44道府県議選は民主党は230人だった前回当選者から145人上積みし、375人としました。ただ、自民党は1212人であり、国政と比べて、自民党と民主党の差は歴然としています。民主党が地方自治においても力を付け、自民党と肩を並べてこそ、初めて2大政党制が実現するのだと思います。

皆さんは選挙に行ったでしょうか?これから結婚し、家庭を持った時に、暮らしやすい街を実感するか、これでは子供も生めないし、生活もできない、と感じるか、その原因の一端には政治があるということを忘れないで下さい。

日本を住みやすい、良い国にしていきたい、自分が住んでいる街を良い街にしたい、そういった一人一人の思いが大切なのです。

by melo-works | 2007-04-09 11:35 | Comments(0)


<< 温家宝首相      知事発言 続き >>