今日から当社は新事業年度を迎えます。
昨年度は新規出店を抑制し、内部留保の充実に重点を置きました。
内部留保とは、会社が常にプールしている資金のことで、中小企業において、安定感がある目安とされるのが、月経費の3ヶ月分の内部留保が必要とされています。
当社は新規出店を継続して行い、利益を投資に回してきたこともあり、会社規模に比べて内部留保が薄い、歪な財務体質でしたが、昨年度から5年間をかけて、財務体質の充実と企業の成長の両面をバランス良く行う方針を立てて実行していました。
実際、新規店舗は上野芝店と本日オープンの西本町店2店舗と抑制し、本年度も多くて3店舗程度の出店に押さえ、成長と内部留保の充実の両面に力点を置いていきます。
また、本年度予定している社内改革として、店舗と本社、店舗と店舗をネット回線を通じて結び、迅速な報告・連絡を実現し、業務の効率化を図ります。
具体的には、各店舗にパソコンを設置し、アステンポというソフトウェアを活用し、インターネット回線を通じて、報告連絡業務を行います。
FAXでの日報のやり取りも無くなり、勤怠管理も行いますのでタイムカードも不要です。店長による給与計算も簡素化され、本社からの連絡はメールを通じて行います。各店舗間の情報交換もメールを活用できます。
店舗の業績管理も日々店舗で確認することが可能ですので、前向きな業務が行えるでしょう。
こういった設備投資も、企業が利益を上げていなければ行うことができません。
そういった意味からも、今年度は既存店について、店内環境の美化、カラオケ機器の入替え、制服の導入等の設備投資についても積極的に行っていきます。
世間では、本日から郵政民営化が開始されました。
午前中に郵便局に行ってきました。
以前の地味な制服から新しい制服に一変され、業務としては特段変化はありませんが、店内には活気がありました。働いている人の意識の変化でしょうか。緊張感を持って働いていたのだと思います。
新事業年度がスタートし、今年度も会社が成長し、店舗も成長し、当社従業員一人一人が成長し、私も成長するように、皆で日々努力していきましょう。