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2007年 10月 24日

守屋前事務次官

海上自衛隊のインド洋での給油活動継続のため、与党が提出した「新テロ対策特別措置法案」が審議されています。

実際、審議といっても、法案の内容についての議論はなく、「給油量訂正の隠ぺい」や「前防衛次官のゴルフ接待」など防衛省から噴出した疑惑に費やされています。

日本の国益を左右する非常に大切な問題にもかかわらず、大切な法案の審議はされずに、不祥事問題に終始している政治家達を、国民はどう思っているのでしょうか。

野党側は、今後も徹底的に疑惑を追及する構えでいます。法案自体の実質的な質疑になかなか入れない状況がこのまま続くことも想定され、今国会での法案成立は難しいのではないでしょうか。

確かに、守屋前事務次官の問題等は重要な問題ではあります。

守屋氏は、防衛専門商社「山田洋行」の元専務らから、度重なるゴルフ接待を受け、更に車で送迎を受けたり、ゴルフ場で偽名を使ったりしていたことが明らかになています。接待総額は2千万以上と推測されています。

接待の見返りなのでしょうか、山田洋行は昨年度までの5年間に装備品の納入で、防衛省から約170億円分を受注しています。

倫理規定では、次官を含む隊員が利害関係者とゴルフすることを禁じています。

また、元専務は別会社の会計操作で1億もの不正資金を捻出した疑惑も取りざたされており、疑惑は深刻度合いを深めています。

官僚が、私利私欲のために、権力を使い、国民の税金を使っている、それが現実です。

政治家や官僚、権力を持つ人の倫理観が、この国には大きく欠如している、そう感じる国会です。

by melo-works | 2007-10-24 13:43 | Comments(0)


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