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2008年 06月 06日

日本経済

最近、私もブログで日本経済や世界情勢について、ネガティブな見解を書いていました。

危機感は変わらないのですが、ポジティブな要素も存在しています。

まず、日本経済の先行きについて、不安が大勢を占めているならば、経済の鏡と言われている株式相場も低迷するはずです。

ところが日経平均は、サブプライムローン関連の影響を受け、今年の3月上旬の12000円を底に徐々に回復しており、今日は14500円程度で推移しています。

買い圧力が強まっており、日経平均は上昇ムードとなっています。日経平均が上昇傾向にあるということは、言い換えれば、今後の日本経済の見通しが明るいということになります。

相場ですから、大きく下落した後のリバウンドかもしれませんし、何か他の要素があるのかもしれません。ですが、株が上昇しているということは、経済にとっては確実にプラス要素です。

また、原油や資源、食材等が軒並み上昇していますが、一部経済評論家によると、日本経済が長く抱えているデフレ(物価が上昇しない)解消の起爆剤になるといった論調もあります。

経済の良好な状態とは、徐々に物価が上昇し、企業の収益が増え、従業員の賃金が上昇する、といったサイクルです。

日本は物価が停滞していますから、企業の収益も増えず、賃金も上がらないといった、経済が成長していかないサイクルにありますから、デフレ脱却は喫緊の課題です。

そのデフレ脱却が、資源高、原材料高によってもたらされる可能性が高い、というのです。

多くの企業は値上げをしています。当社の税理士に聞くと、確かに値上げをしている企業が多く、更に値上げをした結果、収益が改善している企業が多いそうです。

また、日本の国債の利率も上昇しています。俗に長期金利が上昇しているということです。

長期金利が上昇すれば、銀行の貸し出し金利も上昇し、銀行が長く抱えていた利ザヤが小さいという問題も解消に向かいます。(銀行の収益=貸出金利-預金金利=利ザヤ)

銀行が好調になれば、経済にとって大きなプラスです。

当社は廉価で楽しい時間を提供していることもあり、景気の動向は比較的受けにくい状況だとは思います。

ですが、マクロ的な(大きな視野での)経済分析を行い、長期的な視野で経営を行うことはとても重要です。

皆さんも、新聞、ニュース等を見て、色々な情報を入手し、自分の将来に生かして下さい。

by melo-works | 2008-06-06 10:34 | Comments(0)


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