当社に勤務する皆様へ

meloworks.exblog.jp
ブログトップ

<   2016年 08月 ( 9 )   > この月の画像一覧


2016年 08月 29日

世論調査

安倍内閣の支持率が62%と前回調査に比べて4%上昇しています。極めて高い支持率を維持しています。

オリンピックが終わり、安倍総理のマリオがイメージ戦略的に成功したのでしょうか。

オリンピック効果はそれだけではありません。オリンピックは「母国」を感じる機会となり、母国がメダルラッシュに沸くことで、「我が国は凄い」という確信的な愛国心につながります。日本人に自信と希望をもたらしました。

その直後の内閣支持率ですから上昇も当然です。更にその事実を如実に表している数値が「2020年も安倍総理で東京オリンピックを開催したいか」という数値です。驚くべきことに、60%もの人が安倍総理の任期延長を支持しているかのような形になっています。

そして、新聞の小見出しに「東京五輪 安倍首相で 59%」と掲載しています。

順調な我が国をリードしている安倍総理には任期を延長してもリーダーでいてほしい、という心理につながったのでしょうが、掲載の仕方に問題があります。

「総理の任期を延長することに賛成か反対か」という質問には反対45%、賛成41%と反対が上回ったことは文中に「小さく」掲載されています。

新聞の見出しによって、大衆が安倍総理の任期延長を支持していると、大衆を誘導しているかのようです。

小泉進次郎氏は「何故このタイミングで任期延長の話がでるのか」と述べていましたが、オリンピックの高揚感を感じている今だからこそ、任期延長の話を意図的に自民党執行部及び重鎮たちが進めているのです。

これが今の自民党の政治手法です。大衆迎合に走らせる、メディア戦略です。

特に世論調査については、聞き方、掲載手法により、如何様にも事実を歪曲して伝えることができます。

今の時代、多くの情報を得ることは容易いですが、正しい情報、正しい読み解き方をするよう、情報を精査することが必要なのです。
[PR]

by melo-works | 2016-08-29 13:09 | Comments(0)
2016年 08月 26日

清掃指導者

会議でモチベーションの話をしました。

モチベーションを上げる方法等、多くの書物や資料が存在しますが、手法に関しては人それぞれで、自分に合った方法を見付ければ良いと思います。

それよりもモチベーションと向き合い、モチベーションが下がっている自分を察知し、モチベーションと戦う姿勢こそ永遠に必要です。

イチローさんも内村航平さんも神のような心を持ち合わせているのではなく、日々自身と葛藤しています。だからこそイチローは鉄壁のルーチンを作り上げたのでしょう。心の上下を行動で補っているのです。

私がうんちくを書くよりも、今日は、2013、14年の2年連続「世界で最も清潔な空港」に選ばれた羽田空港の一人の女性清掃指導者の言葉を紹介したいと思います。

羽田空港国際線ターミナルの清掃実技指導者、新津春子さんは、「プロフェッショナル仕事の流儀」で「心を込めて あたりまえの日常を」という番組で紹介され、大反響を呼びました。

「誰がやったから、じゃないのよ。キレイですねってお客さまが思ってくれる、それで十分じゃないですか。お客さまが喜んでくれれば、それでいいんです」

「仕事をしている以上プロですよね。プロである以上そこまでやんないと。気持ち。気持ち。別に誰に言われてるわけでもないけど。でもこうすると全体がきれいに見えるでしょ。やっぱり、全体をきれいにすると気持ちいいじゃないですか」

「心を込める、ということです。心とは、自分の優しい気持ちですね。清掃をするものや、それを使う人を思いやる気持ちです。心を込めないと本当の意味で、きれいにできないんですね。そのものや使う人のためにどこまでできるかを、常に考えて清掃しています。心をこめればいろんなことも思いつくし、自分の気持ちのやすらぎができると、人にも幸せを与えられると思うのね」

「人に評価されるからやってるわけではないんですよね。そこまで私は思ってないんです。自分がどこまでやれるか、自分を清掃の職人だと思っているんです。あくまでそれをやった上で、人がこう感じました、喜ばれたというのが人の評価ですから。すべてが人に褒められるということを目的にしていないんです」

「空港は家と思っているんですよ。自分の家だと思っているんで、おもてなしでないといけないんです。自分の家に、いつもきてくださいよって、リラックスしてくださいよって。リラックスっていうのが、きれいでないといけないんですよ」

「清掃の仕事は確かにきついです。3Kって言われてる。まだ社会的地位も低いと思う。でも、だから何?私は気にしてない、だって私はこの仕事が大好きだから。思っているのは今日も、お客さまにとって幸せな1日になるといいねって」

言葉から新津さんの人生、生き方、信念が溢れています。日々最高のモチベーションで仕事をしている姿が浮かびます。

こういう人物こそ、人生の教師です。
e0102432_13562769.jpg

[PR]

by melo-works | 2016-08-26 13:54 | Comments(0)
2016年 08月 22日

組織

先日、環境整備について書かせていただきましたが、数人の方から連絡をいただき、また多くの店舗で早速改善に取り組んでいただきました。

純粋に受け入れる心や前向きに捉える気持ちがある人と、受け流し他人事・批判的に捉える人がいます。

物事全ては1人称です。全てを自己の事として捉え、自己改革の問題と認識し、改善し変化し成長していく、そういう意識を持ち続けていただきたい。

話は変わりますが、トルコで20日に行われていた結婚式の最中に爆発が起き、出席者ら51人が死亡した自爆テロ事件が発生しました。

驚くことに自爆犯は12歳から14歳の子どもだったということです。

自己の意思を持って自爆テロを起こしたのか、脅され恐怖と絶望の中で死んでいったのか、考えると胸が痛んで仕方ありません。

人は属する環境により人生が左右されます。紛争地域に生まれ、何らかの理由でテロ組織に属し、誤った思想に染められたり、また、恐怖と支配に怯え、短い生涯を終える、何と理不尽なことでしょう。

私も一組織を運営する身として、常に自問自答を繰り返しています。一つの判断、一つの指示でも誤っていないか、正しいか、色々な要素が頭を巡ります。

正しい価値観を伝えているか、そして皆さんは成長しているか、常に関心を持っています。

ぜひ、ポジティブに、そして1人称で考え、自己を成長させて下さい。

日々学び、研鑽し、価値観を高めていきましょう。



 
[PR]

by melo-works | 2016-08-22 12:24 | Comments(0)
2016年 08月 19日

汚い店舗

店舗状況について「環境整備」の不備が散見されます。

散見される、環境整備の不備、というより「こんな汚い状態で大丈夫か?」「嫌悪感を感じる」というレベルの店舗も存在しています。

「人が不足している状態だから」「指導しても動いてくれないから」という報告も受けますが、人が不足しているから店舗が汚いのか?指導しても動いてくれないから汚い状態で良いのか?そういう話を耳にするたびに、意識レベル・価値観の低さを感じ、自分自身忸怩たる思いに至ります。

私の師と仰ぐ方から教えられた私自身大切な言葉の一つに「忙しい時・忙しい人こそ本が読める」があります。日々の学びの大切さを教えられた言葉です。

忙しいから本が読めない、凡人はそう考える、忙しい事を言い訳に、当たり前のことを後回しにし省略する、多くの人はそう生きています。

ここで大切なことは、日々の学び=当たり前の事だということです。忙しいから歯磨きをしない人、忙しいからワイシャツを着替えない人は相当だらしがない人です。「忙しいから本を読まない」は、それと同じレベル、日々当たり前のことを忙しい⇒面倒⇒省略している人です。

環境整備は言い換えれば掃除です。忙しい人の部屋は汚いですか?汚いのは忙しいからではなく、その人の価値観が汚れているのです。

「指導しても動いてくれないから汚い」ということもナンセンスです。汚いなら指示だけして放置せず、30分でもその場で掃除してください。

店舗が綺麗な状態にあることは、指導育成よりも優先順位の高い事項です。お客様が嫌悪感を感じるのは一瞬です。指導者が汚いと感じたならば、お客様も同様に感じています。ならば、限られた時間を指導に使うより、まずはお客様が嫌悪感を感じないレベルにまでは掃除してください。その後指導下さい。

汚いことを多くの人が放置しているから汚いのです。「自分が率先して清掃しよう」と多くの人が思えば、直ぐに解決する問題です。問題を他者や他事項のせいにする、のではなく全てを一人称として捉えれば、解決する問題です。

掃除をしっかり行って下さい。汚い店舗がPRを幾らやっても本末転倒です。
[PR]

by melo-works | 2016-08-19 11:43 | Comments(0)
2016年 08月 16日

ヒューマンエラー

皆さんもご存知の鳥貴族、その南柏店で、食品添加物アルコール製剤をチューハイ用の焼酎と誤って使用し、計151杯を客に提供していたと発表しました。
e0102432_9185759.jpg


上記画像は食品添加物アルコール製剤の一例ですが、よく手を殺菌するために使われるもので、人体への影響はなく、健康被害などの報告も現状ありません。

これは業務上のミスですが、万が一人体に影響するものを提供し、死亡事故となれば、業務上過失致死罪となり、刑罰が科せられます。

今回の事件発生には幾つかのミス・失念が重なりました。

まずは、教育指導に関する問題です。

我々にも言えることですが、オペレーション上の通常業務は滞りなく習得できますが、週に1度、月に1度、もしくは稀に発生する業務についての指導が行き届かないケースがあります。

ビール樽やドリンクバーが切れた、ドリンクやビールの炭酸ガスを変える等の業務は、研修中に一度指導はするものの、実際に忙しい時間帯にその業務が発生した場合に、新人が対応できるかといえば難しいでしょう。

また、クレジットカードの取り扱いや複雑な割引券の取り扱い等も同様です。

全てが研修で補える、全てのケースを研修で網羅するということではなく、一通り研修を行ったら終わり、という意識では無く、行ったことの反復や新人が習得し辛い業務についてのリストアップも必要です。

2つ目は迷った時、分からない時は、周りに確認するという文化が必要です。今回、複数の人間が全員知らなかったとは考えにくく、一人の判断で行ってしまったのでしょう。

迷った場合、分からない業務は、しっかりと確認するという教育・文化作りが重要です。

3つ目は、異常に気が付きながらも機械故障と思いそのまま見過ごした、という点です。想像ですが、アルコール製剤とサーバーの接続部分から液体が漏れていたり、液体がグラスに上手く注入できなかったという異常に気付いたのでしょう。

異常に気付いた時「どうせ機械故障か何かだろう」と勝手に思い込んでいたという点が重大なミスを発生させてしまいました。

火災報知器が鳴った⇒どうせ誤報だろう、というケースと同様です。

いくつかのミスが重なり、大きなミスは発生します。

危機管理については、ミスを最小限に留める、チェック機能を働かせる、そういう文化作りを心掛けて下さい。

業務上ミスは必ず起こります。今回のケースもまさかアルコール製剤を焼酎と間違うとは想定していなかったのでしょうし、それこそ、どこまでを企業が教育し、どこまでを常識の範囲と見なすかは非常に難しい問題です。

人が行っている限り、ヒューマンエラーは起こりうるもの、という前提に立ち、日々危機管理の文化作りに取り組みましょう。
[PR]

by melo-works | 2016-08-16 09:52 | Comments(0)
2016年 08月 12日

コメント

リオオリンピックでは多くの日本人メダリストが誕生しています。特に柔道では多くの柔道家がメダルを獲得しています。

しかし、金メダルを逃し、銅メダルを獲得した柔道家が口を揃えて「残念、悔しい、申し訳ない」と発言し、その発言に対してコメンテーターの木村太郎氏が「メダルを獲得して謝るのは止めましょう」と発言し物議を呼んでいます。

この木村氏の発言こそ、自身の偏狭な価値観の押し付け発言に他なりません。更に、単眼思考の極みです。

単眼思考者は自身・自分側の立場でしか物事を考えない、物事を一方の目線でしか考えない思考を言います。

複眼的思考は物事を相手・相手側の立場で考え、多方面からの思考を言います。

木村氏は国民の立場からしか考えず、柔道家としての彼ら彼女らの思考、価値観、日本柔道界の伝統・歴史を無視しています。

日本柔道界のトップに立つオリンピック代表選手は、途轍もない重い歴史・伝統・誇り・責任・期待を背負ってオリンピックと言う舞台に立っています。

彼ら彼女らの価値観は金メダルこそ全てであり、金メダルこそプライドなのです。

木村氏は「日本は柔道大国ではない」と発言していますが、競技人口がブラジルの10分の1でありながらも、多くのメダルを獲得している事実こそ、日本柔道界のプライドなのです。

その歴史・伝統を背負い、一人孤独に畳の上で戦っている、そんな柔道家に対して、軽はずみな止めましょうよ発言をする老人には成りたくありません。

人の価値観はその人が決めるものです。その人がいる環境によって形成されていくのです。

私も学生時代、インカレ日本一という目標に大学時代の4年間を奉げてきました。優勝が全てであって、2位は敗北でした。優勝することこそ、自身の4年間が正しいことを証明できる唯一の結果だと思い、努力しました。

それは私の所属する倶楽部がその伝統を持ち、それを自ら進んで継承し、挑み、挑戦したことです。

他の人から準優勝でおめでとう、と言われても嬉しい気持ちなどありません。

人を批評・批判する時には、自身も複眼的思考を持ち、相手の価値観を理解することが大切です。

そもそも、コメンテーターとは一方的な思想を言い放す方々なので、仕方がないことではありますが、見識のある木村氏の発言だけに心外でした。

彼ら彼女らが銅メダルを獲得し「チョー気持ちいい」と言えば満足ですか?木村さん。
[PR]

by melo-works | 2016-08-12 12:03 | Comments(0)
2016年 08月 08日

防衛

世界中がオリンピックに沸いている中、日本を取り巻く近隣諸国との関係に暗雲が立ち込めています。

世界の目がオリンピックに注がれ、当然メディアの取り扱いの大半を五輪関係が占め、「暴挙」の扱いが軽視される隙をついて、中国は戦略的に侵略作戦を進めている、そんな感じがします。

尖閣周辺では5日に中国漁船に伴う形で中国の海警船が領海に侵入、日本政府は中国大使に抗議を行いました。

しかし、その抗議も無視される形で、6日には接続水域に公船7隻が侵入、周辺では中国漁船約230隻の行動も確認されています。

更に7日、中国海警局の公船5隻が領海に侵入、周辺の接続水域をこれまでで最も多い中国公船13隻が航行しました。

日本は原爆の日を迎え、更に8月15日に終戦記念日を迎えます。防衛大臣に任命された稲田氏が継続して行っている靖国神社参拝を防衛大臣の立場で行うかどうか、注目されています。

対して、中国は8月15日に日戦勝記念日を迎え、靖国参拝を含め、「右翼・タカ派」と称される新防衛大臣を牽制するかのごとく、挑発行為をエスカレートしている感は否めません。

北朝鮮がうちあげた大陸横断ミサイル、ノドンが日本の排他的経済水域に着弾したことも波紋を広げています。日本の漁船が近くにいないとも限らず非常に危険な暴挙です。

稲田防衛大臣は着任早々、重責を担うことになります。正に気が抜けない状態が続きます。日本のメディアが稲田大臣をポスト安倍と持ち上げている報道を繰り返す中、当人はそんな状態ではない、といったところでしょう。

日本を取り巻く状況は、常に緊張状態にあります。退任された中谷前防衛相は涙ながらに退任の挨拶を行いました。防衛大臣、その重責は我々の想像を超えた重圧の中にあります。一つの判断ミス、一つの発言が国家存亡の危機に直結する役職です。

オリンピックに沸く中、その他の報道にも関心を持って注視しましょう。
[PR]

by melo-works | 2016-08-08 11:32 | Comments(0)
2016年 08月 06日

悲劇

71年前の今日8月6日、原子爆弾が広島に投下されました。今年も広島では平和記念式典が行われ、多くの方が、同じ過ちを繰り返さぬよう、祈りをささげています。

今年はオバマ大統領が広島を訪問した記念すべき年となりました。アメリカの大統領に原爆投下の事実と向き合うよう求めてきた被爆者にとっては、長年の願いがかなう歴史的訪問となりました。

この暑さの中、全身を焼き尽くされ死んでいった多くの方に謹んで哀悼の意を表します。

人はいつかは死にます。しかし、他の人間の狂気によって罪のない人がその命を一瞬にして奪われることは本当に無念だと思います。

相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者19人が死亡した事件は全国に衝撃が走りました。元職員の植松聖容疑者の狂気に全国が怒りと悲しみに暮れています。

植松の偏狭で利己主義的な思想によって、罪の無い多くの方が命を失い、また親族を含め多くの関係者に苦痛と悲しみ、絶望感を与えた今回の事件は異常としか言いようがありません。

植松の思想・価値観の暴走は、決して許されないことです。人はそれぞれ違った価値観、思想を持っており、自身の価値観を押し付け、自身の思想こそ正義と決め付けることに心底嫌悪・憎悪の念を感じます。

動物社会では「生きるために」他を殺生するという生態系がありますが、人間は時に勝手な思想により暴挙に走り、無駄な殺生を繰り返す。イスラム国やテロはその典型です。

私は皆さんより少し長く生き、その中で学んだ価値観を推奨していますが、それこそ、私の意見を参考に皆さん自身のど真ん中の正義を作り上げていっていただきたい、そう思ってこのブログも書いています。また、私から見て拙いと感じたことはアドバイスし、自身を顧みる参考にしていただきたいと思っています。

それこそ、1対1で話すときには、相手の意見を尊重し、その上で私の考えを話すように努めています。相手を尊重し、敬う気持ちこそ、人間社会のベースに無ければならない大切な要素です。

私の生涯叶わないであろう信念に「世界平和」があります。おこがましくて口には出せないあまりに別次元の理想です。ですが、私は平和を願います。

私は自己PR欄に「八方美人」と書きます。それは、言いたいことを言わない、自身の意見を持たないということではなく、闘争・論争が無くても、コミュニケーションを大切に、相手を気遣い、少しずつ良い方向に向かっていく方法がベターと考えているからです。

それは、私の価値観であり、世界平和のベースにある「自分と違う思想を持った相手こそ敬う」ということから生まれています。私が大切にしたい信念です。

植松の狂気・暴挙に対しては、敬いも尊重も皆無、怒りの念が渦巻いています。同様の暴挙を二度と起こさないためにも、様々な検証は必要でしょうが、「利己主義者の思想・正義の押し付けなど、許さないし認めない」これを言い続けたいし、私の推奨する価値観を受け止めていただき、ぜひ自分自身の正義、正しい価値観形成に今後も努力いただきたいと願います。
[PR]

by melo-works | 2016-08-06 21:33 | Comments(0)
2016年 08月 01日

小池新都知事

東京都知事選挙は小池氏の圧勝となりました。

増田氏と鳥越氏の得票数を合わせた数を小池氏が集めたのですから、正に圧勝と言えます。

小池氏圧勝の要因は幾つかありますが、要は小池氏が都民の共感を得た、ということでしょう。

つまり、今回の選挙戦では大した政策論争及び政策相違点が見当たらず、投票行動を左右する要因が「納得感」という抽象的要因によるところが大きかったと言えます。

何が、小池氏に投票しようと納得させたのでしょうか。

幾つかの要素がありますが、一つは先日も書いたように、小池氏が自民党・古参都議会議員VSジャンヌ・ダルクという構図を作ったことです。

また、石原元都知事の「厚化粧・うそつき」発言は、多くの女性を中心に嫌悪感が爆発した事件です。あの発言で、横で笑っていた増田氏当選の目は無くなったと言えます。多くの女性が小池氏しかない、と心から納得したことでしょう。

小池氏も失言がありました。鳥越氏を病み上がりと酷評したことがメディアで取り上げられましたが、実際鳥越氏の街頭演説の少なさや演説の迫力の無さから、都民も不安を感じたのでしょう。

鳥越氏は確かに迫力不足でした。都民が4年間という激務を鑑み、鳥越氏を消去法で消した、これも一つの納得感です。

鳥越氏ではなく、野党が宇都宮氏を推薦したとしたら、もう少し善戦したかもしれません。結果は変わらなかったかもしれませんが、民進党執行部が勝ち馬を連れてこようとバタバタした挙句に失態を招いた、という最悪の印象にはなりませんでした。

宇都宮氏は前回選挙でも約100万票を獲得しており、準備も万全であったにも関わらず、断念しました。大きな力の前に屈した形ですが、選挙戦の鳥越氏を傍から見て、さぞ無念だったことでしょう。

宇都宮氏が鳥越氏の応援演説要請を受けなかった理由となった「文春疑惑」も、宇都宮氏にとっては残念の一言です。都民もセクハラ疑惑のある候補者=消去、となったことでしょう。

評論的な事を書いているだけですが、小池氏に投票しよう、という納得感を様々な要素から感じた結果が今回の選挙でした。

更に、「折角の勝機を一つの些細なミスで無駄にすることが多々ある」「自己主張ばかりで、共感を得るために的確な戦略が打てないと結果は伴わない」「信念を曲げ断念しても無念しか残らない」等、色々と学ぶことは多かった選挙戦でした。

小池新知事の手腕に注目していきましょう。
[PR]

by melo-works | 2016-08-01 10:54 | Comments(0)