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2009年 10月 13日

変化

ニュースや新聞を見ていると、栄枯盛衰・時代の変化の早さを感じ、まさにオセロゲームのような入れ替わりが日々繰り返されていることを実感します。

世界最大の玩具チェーン、トイザラスの日本一号店が閉鎖された記事がありました。

トイザラスは上陸当初まさに飛ぶ鳥を落とす勢いで拡大を続けました。郊外の幹線道路沿いに大型店舗を構え、メーカーとの直接取引による大量仕入れによる低価格が武器でしたが、近年勢いは無くなり、家電量販店やネット販売等に顧客を奪われ、株の時価総額も10分の1にまで低下しました。

また、「スエヒロ」を1円で売却という記事も掲載されていました。

スエヒロレストランシステムはステーキレストランの「SUEHIRO」や焼き肉店の「炭火焼き肉かるび屋」を合わせて32店舗を運営していましたが、その32店舗を僅か1円で焼肉チェーンのあみやき亭に売却したのです。

私も不採算店を0円で手に入れたことも多々ありますが、要は不採算店は値段が付かないということです。

また、政府の政策転換により、企業が一気に地獄へと突き落されることも多々あります。

今回の民主党政策では48箇所のダム建設が凍結されます。

当然、地方の建設業者は次々に倒産します。建設事業のすそ野は広く、多くの地方の人が職を失うことになります。

企業の衰退、倒産=多くの人が職を失うということですから、こういった様々な変化を「時代の流れに翻弄された」と片付けてしまうことはできません。

要は企業にも変化が求められているということです。ここでいう変化とは、何も業態やサービス内容だけではありません。

人の変化や組織の変化も必要ですし、個々の意識の変化も重要です。事業戦略も時代にマッチしたものが求めれらます。

例えば、店舗の出店場所や規模ひとつとっても、時代に合ったものなのかを常に考える必要があります。郊外の大規模物件や都内有数の繁華街の大型店舗は?ですし、今後は1店舗あたりのルーム数も減少傾向にあると思います。

居抜き物件も減少していますし、居抜きよりも良質なスケルトン物件を年に一つ程度取り組んでいくことがベターと考えます。

栄枯盛衰の世の中を生き残るために、正しい戦略と正しい判断を行い、常に向上心を持って仕事を行っていくことが試されているのです。

by melo-works | 2009-10-13 11:45 | Comments(0)


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