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2010年 03月 08日

支持率

民主党の支持率低下が顕著となってきました。

支持率は36%、逆に不支持は48%と不支持が半数に近付いています。政党支持率でも民主、自民ともに26%と拮抗しています。発足当時70%以上あった支持率が半年も経たずに半減してしまったことになります。

支持率の低下要因については、正直山ほどあり全てを書ききれません。

まず総理のリーダーシップを国民は見限っています。

発言の二転三転、沖縄基地問題に代表される決められない先送り政策、自身の12億円もの子供手当てと評される政治資金問題とお坊っちゃまぶり、小沢幹事長に委縮し物を言えない総理、実質小沢幹事長の傀儡政権、友愛・命といった抽象的発言への抵抗感等々。

7月にも内閣改造、執行部一新が行われるという噂もありますが、総理が同じでは効果は限られます。

次いで小沢幹事長の政治と金に纏わる闇、幹事長室への陳情一本化や天皇陛下さえも使うような発言に代表される権力の集中を国民は嫌っています。

更にマニュフェストを巡る政策への不信感も深刻です。ガソリンの暫定税率については「民主党に政権を任せていただければガソリンが安くなります」ということが嘘の記憶となって刻み込まれています。

民主党のイメージ、民主党=革新的、クリーンというイメージを一変させてしまう出来事も続発しています。

小林議員の北教組からの違法献金問題は、民主党と評判の悪い日教組との結びつきがクローズアップされることとなりました。政治と金の深い闇問題、更に日教組との関係も深いというダブルパンチです。

先日大敗した長崎県知事選では、応援演説で民主党石井一選対委員長が「長崎で与党候補が負けるようなことがあったら(中略)それなりの対応をする」と長崎県民を脅す発言がありました。他の応援でも自民党顔負けの利益誘導型選挙を展開しており、民主党は一つの選挙での大敗という事実以上に大きなイメージダウンを受けました。

こういった事実の積み重ねが民主党のイメージを一変させる状態にまでなってしまったのです。

メディアや検察への批判は個人的に大きいものがありますが、民主党政権の脆弱な政権運営経験が招いた状態です。

どう支持率を上げるのか、民主党の攻勢を見たいものです。

by melo-works | 2010-03-08 10:54 | Comments(0)


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