国内では「普天間問題」と「口蹄疫」について日々報道されています。
普天間問題については鳩山総理及び民主党政権が沖縄住民に怒りをもたらすだけの結果となりました。
9か月間の混迷だけが残り、結局元の自民党案に戻ったことは歴史上最大の迷走劇、沖縄県民の悲劇として残ることでしょう。
沖縄県民にとって基地は必要なのです。基地無くして生活は成り立たないほど基地は沖縄に根付いているのです。総論反対でも各論は已むなく賛成という住民が大多数であって、もし基地が沖縄から無くなるとすれば沖縄経済は間違い無く破綻します。
騒音問題や生活環境、基地があることのリスクや米兵が起こす事件、そういった観点だけで基地不要を考えるのことは上辺の議論であり、沖縄経済の自立とセットで考えずに「県外移設ありき」を主張してきた政治責任は限りなく重い。県民世論の何を見て、安保体制の何を考えて県外移設を主張してきたのか。
軽薄な総理には早期退陣こそ望ましいと思います。
口蹄疫問題は本当に深刻です。
数年の長き年月を掛け作り上げた種牛を殺処分で突然失うことは、例え保障があったとしてもそれで済む問題ではありません。事業の全てを失うのです。
当社で置き換えると10年以上の年月をかけて築いた店舗を全てある日突然失うことと一緒です。
世の中の無常・非情とはこうも厳しい現実を突き付けるのでしょうか。関係者の日々の苦悶・苦闘を思うと心が痛みます。
見えないウィルスとの戦いは今後も様々な形で私達の生活に多大な影響を及ぼすことになるでしょう。
人類は万能では無く、全てを人為的に操作することは不可能であり、当然化学は万能では無く、私達はある意味「生かされている」のです。