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2010年 11月 29日

周りの出来事

私達の周りで起きている事が、直接的には生活に影響を及ぼさないとしても、それが将来に渡り実に深刻で切実な問題であるのか、私達は「知り、勉強する」必要があります。

最近の私達を取り巻く状況を列挙すると、

・北朝鮮が韓国に向けて砲撃を行い、北朝鮮に圧力を加える米韓軍事演習が大規模に行われました。

・国内では、柳田法相が辞任し、仙石官房長官、馬渕国交省の問責決議案が参院で可決され、菅内閣は窮地に追い込まれています。

・G20以降、円高が一服し為替の関心は再びユーロ不安へと移りつつあり、日本の株式市場は円高の一服を受け、経済が停滞する中株価だけが上昇しています。

・世界的にアジア経済が活況で、世界はアジア新興国の成長に牽引されています。今後世界のGDPの40%をアジア市場が占めると言われています。アジアに位置する日本はその成長の果実を享受できるのでしょうか?

色々書きましたが、例えば北朝鮮の砲撃に関して、単なる韓国と北朝鮮の同民族間の紛争という問題で軽視してはいけません。

そこには、米中を含む世界を二分するパワーゲームが行われており、日本の外交の重要性が問われているのです。

日本は日米関係を最重視した外交戦略が基本路線です。しかし、米国にNOと言える日本、真の意味での独立国家を標榜し、歴代政権は時にアジア重視を打ち出し米国に対して日米政策の方向転換をメッセージとして伝えることをしようとしてきました。

しかしその都度、独立国としてはあまりに未熟な国家日本国は、米国に叩かれ、時には政権が葬り去られ、日米の関係は一向に変わらず、更にその間隙を縫うようにアジア近隣諸国から様々な圧力・横暴を許しています。

日本の外交を含む政策には一貫性がなく、戦略なき国家であるが故に、諸外国から軽視されているのです。

特に民主党政権が誕生してからの外交政策は、あまりに未熟さが露呈しています。国内政策も右往左往、外交政策も混乱し、政権としての体を成していません。

こういった問題は、私達の実生活にとっては対岸の火事かもしれませんが、将来を考えると実に深刻な状態です。

多くの国民の関心と注視により、政権を良い方向に誘導していく義務が私達には存在します。

日々の出来事に関心を持ち、勉強し、自身の見解を持つという作業を今後もしっかりと行っていきましょう。

by melo-works | 2010-11-29 11:03 | Comments(0)


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