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2010年 12月 27日

今年

今年も残り5日となりました。

TVでは今年の10大ニュース等、一年の総括が報じられています。

尖閣諸島での中国漁船追突から現在も続いている機密事項の漏洩へと続く一連の話題が最大のトピックスでしょうか。

国内は明るいニュースが見つからない、正に「閉塞感」の1年でした。

民主党政権2年目、菅総理誕生と期待されましたが「結局政権が変わっても無理なんだ」という感情を持つ国民が大勢を占めているのが現状です。

民主党は「無駄の排除」を期待されて政権の座に就きましたが、民主党の政策は典型的な「大きな政府」です。ばら撒き政策です。

子供手当て、農家への戸別所得保障、高速道路無料化が目玉政策ですが、その財源は「予算の組換」で賄うと主張されていましたが、どうやら幻想で終わりそうです。

民主党=大きな政府=増税路線という構図を国民は理解したことでしょう。

対する自民党=小さな政府=経済成長路線という政策が明確であるならば、国民の選択は行い易いものとなるのですが、自民党も公共事業というばら撒きを続けてきた歴史がある為、結局国民は選択の余地がないのです。つまりは閉塞感です。

今年の経済は「円高」に尽きます。日本経済を円高が襲い、円高が景気回復局面における株安を招きました。

今年の株は上昇する、と書いた私の予想は見事に外れました。米国経済の不調、それが起因しての金融緩和政策が巨大であったため、為替戦争なるものが勃発し、円一人負け状態が招いた結果です。

グローバル時代に日本は世界の中でどういう位置付け、スタンスを目指すのでしょうか。

経済問題も一国内の戦略では無く相手は世界です。外交問題も当然です。時の政府の大局的な視点が日本の将来を決定付けていくのに、今の政府はというより日本の政治は「行き当たりばったり」です。

多すぎる選挙、地方と国との関係等、日本の歪みきった構造を変えねば、将来に渡り同じことの繰り返しです。

来年こそは閉塞感からの脱却、日本再構築の一年となることを切に望みます。

by melo-works | 2010-12-27 10:23 | Comments(0)


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