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2011年 05月 13日

原発

未だ深刻な状態にある福島第一原発で新たな衝撃的な事実が判明しました。

核燃料棒が完全に露出し、燃料が溶け落ちていること(メルトダウン)である可能性が極めて高いことが判明しました。

圧力容器そのものを水で覆うという水棺への行程の中で、外側の格納容器そのものに穴が空いている可能性があり、一部専門家は「打つ手がない状態」という程事態は深刻です。

福島原子力発電所の冷温停止への行程表が出されたことや日時が経過していることで、原発関連の報道は一時に比べて減っていますが、事態の深刻度会いは全く変わっていません。

しかしながら、東電の発表では燃料棒は少なくても半分以上水に浸かっている状態ということでしたから、全くの虚偽説明だったことになります。

事態を軽微に報告したいという意向が働いているとしか考えられません。

目に見えない放射能汚染がどの程度進んでいるのか、我々は正しい情報を掴めているのか、大いに疑問です。

以前にも水素爆発はあくまで格納庫内の水素が爆発したことであり問題は無いという発表後、1カ月もの長い時間が経過した後、単位も多すぎて分からない63万テラベクレルもの放射性物質が漏れたとの発表があり驚愕しましたが、今回もメルトダウンが起きていたという事実を数カ月も後に知るということの深刻な問題性を懸念せずにはおれません。

先日も建屋内のドアを開放し建屋内の放射性物質を5億ベクレル放出しましたが、5億ベクレルの測定根拠や、5億ベクレルは問題無いという政府と東電の発表の信憑性も疑わしいものです。

原発の安全神話の嘘に気付かずに、国と東電を信用していた我々国民の無関心、不勉強を大いに反省し、今も深刻な状態にある原発の今後の対応、また電力政策を見ていく必要があるのです。

by melo-works | 2011-05-13 11:58 | Comments(0)


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