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2011年 06月 03日

茶番

昨日の内閣不信任案を巡る一連の騒動に関しては、語るまでも無く、呆れるばかりです。

最後まで解散で押し切れなかった菅総理の弱さや姑息さ、いつまでも表舞台で存在を誇示したく動き回り結局いつも曖昧な対応しかできない鳩山前総理、どこに行っても自分が中心でないと我慢できない小沢元代表、民主党結成時から権力の中心が全く変わらないトロイカの面々はあまりに酷い、醜い、早く表舞台から消えていただきたい、それだけです。

またこのような時期に小沢さんと裏で結託し、不信任案を提出した自民党にも呆れるばかりです。結局、今回の不信任案提出は民主党のごたごた劇を見ただけで、国民の政治不信を増長させただけの結果です。

政治家は永田町という狭いコップの中でしか物を考えられないという事実だけが虚しく浮かんできます。

どうなんでしょうか、大阪の橋本知事あたりが、民主、自民の一連の騒動を一刀両断し、全員消えなければ日本の政治は変わらない、と決起しないものでしょうか。

アメリカでは40代のオバマ大統領が「チェンジ」を訴え当選し、イギリスでは更に若いキャメロン首相が誕生したことに比べると、日本はいつまでも年功序列、長老達が権力を離そうとしません。

原発での情報操作や一連の対応を見ても、いつまでも変わらない長老達の政治権力の集中を見ても、どうやら日本という国は私達の想像以上に「戦時中の大本営」と変わっていないばかりか、世界の先進国が日本を見る目は、私達が感じる中国、北朝鮮、ロシアといった怪しい国という意識と同じなのでしょう。

私達が「自由の国」と感じているこの世界は実は「日本という狭いコップの中で感じている自由」であり、正にガラパゴス国家日本そのものなのです。

津波に襲われた日本に本当に必要なのは変革の波なのです。

by melo-works | 2011-06-03 10:49 | Comments(0)


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