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2011年 07月 19日

ワールドカップ

批判的な論調に偏っているブログですが、「なでしこ」の活躍、キャプテン澤さんの人間性には学ぶべき多くのことがあります。

まずは、ワールドカップ制覇という偉業に心より敬意を表したいと思います。何故偉業か言うと、サッカーに携わる全ての人の頂点の思いが「ワールドカップ」だからです。

その多くの思いの頂点に立つということは、ラッキーだとか、たまたまだとか、そういった偶然は存在しないのです。

勝ったチームが必然であり、そこに至る全ての過程が正しかったことの証明なのです。

日本チームは「体格差」という大きなハンデを背負っていました。スポーツにおける体格差、身体能力の差はある意味決定的な差のはずです。足の長さが違えばボールを奪う能力も違う、背の高さが違えばヘディングの能力も違う、体格差があればボディコンタクトの能力も違う、全てがハンデなのです。

そのハンデを克服し上回るためには工夫・スキル・精神力等全てが相手を相当に上回らなければならない。

早いパス回し、素早い動き、組織の連動、相手の動きの先を読む洞察力、走り負けない持久力…挙げれば限りないくらいの努力が必要なのです。

なでしこはその全てに相手を上回り体格のハンデを補ってきました。

そして「澤」という精神的支柱、強いリーダーシップの存在です。

一人の絶対的エースの存在が組織の力を更に引き出します。澤の名言「苦しい時は私の背中を見なさい」に全てが集約されています。苦しい時に存在力を発揮してこそ真のリーダーです。

女子がサッカーをするというハンデを幼少時代から背負い、目の前に次々と現れる壁を突破し続け、己の信念を曲げず、夢を現実にした彼女のなんと素晴らしいことか。

このワールドカップ前に書いた色紙に「結果」と書き残し、有言実行を遂げた彼女に、多くの人が勇気をもらったことでしょう。

人の思いが実現する素晴らしさを見せてくれたイレブンに心より感謝します。おめでとうございました。そしてありがとうございました。

by melo-works | 2011-07-19 10:39 | Comments(0)


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