人気ブログランキング | 話題のタグを見る

当社に勤務する皆様へ

meloworks.exblog.jp
ブログトップ
2012年 11月 13日

デフレ

衆議院は年内解散に向けて動き出しています。日本経済の7-9月期がマイナス成長となっている中、政治だけはまるで別世界です。

7-9月期の数値は、尖閣諸島国有化に端を発した中国の影響だけでマイナスとなったとは言えません。日本経済全体が停滞していたのです。

今、世界経済全体が低成長時代に突入しています。ユーロ危機は未だ未解決、ギリシャやスペイン発の経済危機は常に再燃の危険を孕んでいます。

日本は2年後に消費増税を予定していますが、デフレ脱却及び経済成長が前提条件として存在しています。現状、マイナス成長では消費増税など行えるはずもありません。

今日も日経新聞に外食産業の苦戦が報じられていました。

コンビニ等の中食の台頭により、消費者が外食よりもより安く簡易な弁当へと流れています。限られたパイの奪い合いが今後も続くということです。

外食大手の出店計画についても凍結や見直しの動きがあるそうですが、既に飽和状態、供給過多の産業に更に出店攻勢では自分で自分の首を絞めるようなものです。

先日も都内でスーパーを経営している店舗大家さんとお会いしましたが、経営の厳しさについて話を伺いました。スーパー業界は最も競争の激しい業界で、1円の価格を競っています。

イオンやセブン&アイ等の大手が都内小型店舗の出店を加速していることで、更なるデフレも加速しています。

限られたパイを奪い合う構図こそデフレの要因であり、日銀が幾ら金融緩和を行ったところで、容易にデフレからの脱却はできません。

産業構造そのものが根本要因です。

カラオケ業界は出店余地は未だ存在しています。カラオケという特性上、数々の出店規制があることが逆に余地を残しているのです。

今後もカラオケを必要としているにも係わらず、カラオケの無い地域に積極的に出店を行います。

全体会議でも皆さんに物件の検討を行っていただく予定です。マーケット分析は企業活動にとっても非常に重要となります。皆さんの英知を期待しています。

by melo-works | 2012-11-13 11:39 | Comments(0)


<< 東久留米店      リーダー >>