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2013年 07月 29日

思いやり

南浦和駅のプラットホームにて、女性が列車とホームの間に挟まれ、それを多くの乗客が協力し列車を押して女性を救出したニュースが世界を駆け巡っています。

各国の報道では、奇跡の救出劇への賛辞の声が上がっています。

東日本大震災の時にも、大惨事の下、秩序を保ち続けた日本人への賞賛が相次ぎました。

昨日、たまたまカナダの方と話す機会があり、このニュースの話題になりましたが、やはり日本人=very kind(親切、やさしい)のだそうです。

日本を訪れる外国の方の多くが、日本=親切な国であり、モラル・規律のある国、という印象を持ちます。

猪瀬知事が、JOCへの五輪招致のプレゼンテーション時に「日本では財布を落としてもキャッシュが入ったまま戻ってきます」とスピーチしましたが、おそらく多くの外国人が日本人をそういった人種だと感じているでしょう。

我々の住んでいるコミュニティーは、古来より秩序が存在し、道徳感が強く、他に親切なのです。そして、日本人としてそれを誇りに感じており、後の世代にも継承していきたい、と感じているのです。

こういった概念は個人差がありますから、極端に個を大切に考える人や、他を陥れても得したいと考える人もいるでしょう。

しかし、そういうマイノリティ(社会的少数者)よりも、多くの日本人の思想の根底にはモラルや思いやりが存在しているのです。

当然、他から、自分の思想と近いことをされたら、共感することになります。

そういった意味においても、我々サービス業=思いやり、他を思いやる心が基本なのです。

店舗チェックにおいて、忙しいと余裕が無くなり殺伐とした接客になる、というコメントが散見されます。忙しくなった瞬間、心に余裕が無くなった瞬間、他を思いやる気持ちが消滅してしまうのでしょう。

忙しくても思いやりの気持ちを忘れない、一人勤務でも思いやりの気持ちを忘れない、これは簡単なことではありません。ですが、我々には常に相手を思いやるという基本を忘れない努力が必要なのです。

日本人として、我々のDNAに刻み込まれている思いやりの心を大切に、今後も努力し、成長していきましょう。

by melo-works | 2013-07-29 12:12 | Comments(0)


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