11月中は挨拶訪問を中心としたPR活動に注力しました。
以前、会議でKPIという話をしたことを覚えているでしょうか。
KPIとは未来会計、管理会計に使用される数値指標であり、未来会計、管理会計とは従来からの結果会計とは異なり、将来へ向けての経営方針、経営手法を会計的側面から数値化したものを言います。
未来会計、管理会計も会議で行いましたが、要は数値の結果のみ(従来の財務会計)を行なって、「ああ今月は良かった、今年は利益が出た」と一喜一憂するのではなく、今年の経営戦略上、何をどれくらい行なった結果としてこれくらいの利益がでる、ということを計画立てて行う会計手法を言います。
その「何をどれくらい行うか」という数値がKPIなのです。
KPIとはKey performance indicatorsの略であり、重要業績評価指標と言います。
当社のKPIは、今月重点的に行なった挨拶訪問件数とそれに伴うバック枚数、そしてティッシュ配布枚数とそれに伴うバック枚数が挙げられます(他にもありがとうの回数、飲み放題取得率や朝番回転数2.5以上等々)
このKPIをやり遂げてこそ、結果数値が伴うのであって「今月は300万が必達目標だからやり切れ!」と結果目標だけを声高らかに叫ぶ企業とは違うのです。
結局、結果数値ノルマは社員のストレスや不正を生むことにつながり、社員の犠牲の上に成り立つ経営です。私が以前いた会社は「今月のノルマはやり切れ、できないなら休むな」という恫喝経営が横行していましたが、今は反面教師としています。
このKPIこそ、やり遂げなければならない数値であり、確かな計画と信念があれば必ずやり遂げられる数値です。
今月のD店は前年比102%で推移しています。世の中が厳しい状況の中、結果が伴っているのは、日々の正しい努力の積み重ねが結果となって表れているからです。
先程も書きましたが、当社では様々なKPIに取り組んでいます。日々の業務でも更に必要なKPIがあると思います。
ぜひ、数値管理的思考を大切に、日々の業務に努力していきましょう。