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2014年 06月 30日

日本人

近年、親の育児放棄や子供虐待が事件となっています。

無責任な大人が、罪の無い純粋無垢な子供を傷付ける愚行は許されるものではありません。

感情に任せ、理性を逸し、何も勉強しようとしない愚かな成人が増えている、そう感じていました。

ところが、先日銭湯に行った際、日本人という人種の素晴らしさに接し、驚きました。

男湯は小さな子供が沢山いました。子供ですから、走ったり、湯船ではしゃいだり、泳いだり、タオルを湯船の中に入れたりと、ワーワーやっているのですが、その都度、お父さんがしっかりと「教育」しているのです。

「他の人に迷惑がかかるだろ」「タオルは湯船に入れないものなんだ」「しっかりと体を洗ってから湯船に入ることはマナーなんだ」多くのお父さんが子供を教育していました。

私も子供がいますから、他人の子供が泳いだり、はしゃいだりしても笑って見ていられますし、もっと自由に騒げばいいのに、と思ってしまいますが、日本のお父さんは立派でした。

逆に、言い過ぎ、抑え過ぎ、と感じてしまうほど、しっかりと公共の場の教育を行っているのです。

日本人のマナー教育は、こうやって培われていくものなんだ、と感心させられました。

日本人は凄い人種です。海外では自由、好き勝手し放題でしょう。

我々はその素晴らしいマナーを感覚的に染み込ませた方をもてなしているのです。

きっと我々のサービスが未熟であったり、適当であったならば、敏感に感じ取る方々です。

日本でサービス業を行っていくということは、常々厳しい目に晒されていることを自覚しなくてはいけません。

一人一人に最高のサービスを行っていく心構えを持ち、プロとして相応しい振る舞いを行う、そういった集団でありたいと願います。

by melo-works | 2014-06-30 11:44 | Comments(0)


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