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2014年 10月 17日

女性閣僚

国会が荒れています。

特に安倍内閣の目玉である女性閣僚に批判が集まっています。

民主党の蓮舫参院議員が参院予算委員会で、松島みどり法相が地元でうちわを配ったことを追及しました。

公職選挙法では政治家は選挙区内で有権者に寄付できず、違法だとの主張です。うちわが有価物で寄付にあたるかどうかを国会で論じる滑稽さを感じますが、蓮舫議員らしい重箱子の隅を突く議論が行われています。

また、将来の女性総理大臣候補の小渕経済産業相が大きな危機を迎えています。

うちわ問題より遥かに深刻だと思いますが、「観劇会」を東京の劇場で開催した際、劇場側に支払った費用が、参加した後援会員らから集めた会費を2年とも約1300万円上回っていることが政治資金収支報告書から明らかになりました。

投票や集票の見返りに有権者に安価で観劇や食事を提供していた場合、買収を禁じた公職選挙法に抵触する可能性があり、公職選挙法に抵触していたとすれば、政治生命の危機へ直結します。

他にも、ドーム観戦ツアーの収支が不一致、小渕氏の実姉夫妻が経営するブティックに計330万円を支出、地元農協や農家に計100万円以上支出等々、資金の不透明な流れが指摘されています。

小渕経産大臣の政治資金管理団体はおそらく小渕恵三元総理大臣の古き悪しき習慣を引き継いだ可能性が高く、その辺りの管理責任を小渕経産大臣が負わなくてはいけないことは明らかです。

任せることは簡単ですが、任せたからにはその責任を負わなくてはなりません。責任を負えないのならば、任せてはいけないのです。

株価もここへきて大幅下落、景気動向も下降線、アベノミクス効果も剥げ落ちている中、目玉閣僚の資金問題と、安倍政権発足以来のピンチでしょう。

12月上旬には消費税増税判断が控えています。逆風の中、消費税増税を断行するのかも注目です。

国会からは目が離せない状況です。

by melo-works | 2014-10-17 11:29 | Comments(0)


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