昨日D店会議で「正義」という言葉を話しました。
正義は「大切な志」という意味で話をしました。自己実現や自己の理想像を追及していく過程で、大切にしたい志が正義です。
危険なのは、自己の正義を理由に、他の正義を見ないことです。自分の正義はこれ、それはあなたの正義であって私は違う、そう決めつけることです。
自己の正義は常に問い続ける必要があります。
私の正義は正しいのだろうか、あの人と私は違う正義を持っているが果たしてどちらの正義が正しいのだろうか、そう問い続けるのです。
自己の偏狭な価値観を疑うことが、更なる成長へつながるのです。
また、ちんぴらという言葉を引用しましたが、ちんぴらとは「善も悪も無く自己の利益のみを優先する」という意味で使いました。ちんぴらにもちんぴらの正義があるのでしょうが、それは正義では無く、全てを正当化してるに過ぎません。
不正が起こるということは、悪を軽視し自己利益の為に行動しているからです。それがちんぴらという意味です。
人は安きに流れる傾向があります。だから徳を高める努力を日々行う必要があるのです。自己の正義を磨く必要があるのです。
正しい正義で日々行動していれば、それは自己実現へとつながります。なりたい自分になれる、と断言できます。
自己の正義、自己の信念を見つめ、軽薄な人間にならず、強く優しい人になれるといいですね。