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2007年 03月 22日

講演

昨日、講演を拝聴しました。

感性のマーケティングということで、お客様が来店する動機、来店を促す仕組み、既存客への対応等を中心に話が進みました。

今回の話を受けてというより、以前から既存のお客様へのフォロー、リピート対策については、考えていましたが、具体的行動に移していきたいと考えています。

こういった講演を聴くと、必ず良い発見があります。概ね、自分が知っていることや、当たり前だと思っている内容ですが、人間は、「そんなこと知っている」「そんなことしても大して意味は無い」と、自分の過去の経験、自分の拙い判断基準により、本当はものすごく価値のあることを見逃してしまうことが多いものです。

人は誰でも、人から言われたこと、聞いたことを、自分の判断で全く重く受け止めず、価値ある助言を逃したことがあるはずです。

常に神経を尖らせて・・・と言うのではなく、成長する人間は常に多くのことを吸収し、実行し、自らの財産にしている人間です。

極論を言えば、世の中全てのものから学ぶことはあり、全ての人間から学ぶことがあるということです。

あの人は能力が低いからとか、あんな話聞いても当たり前だよとか、そういった考えを持っている人を私は「井の中の蛙」と考えています。

多くのことを吸収し、謙虚に受け止め、自分の財産とし、毎日少しずつ価値観や考え方を変化、進歩させていくことを私は推奨します。

話は変わりますが、厚生労働省がタミフルの10代への処方を原則禁止するとしたことが波紋を呼んでいます。

タミフルと異常行動の因果関係を追及するチームの2名が製薬会社から1000万円もの献金を受け取っていたり、決定が二転三転するなど、相変わらず不可解な部分が多い決定です。

結局、製薬会社からの働きかけに、政治家や官僚が影響を受けていることが、事態に不信感を招きます。

タミフルを飲むとインフルエンザによる発熱が1日~2日で下がり、平常な状態となります。凄い薬ですよね。副作用があって当たり前だと、私は思います。

ただし、インフルエンザに効くことは事実です。感染を防ぐ、悪化を防ぐ有効な手段を、数少ない事例で失ってしまう、そういう観点から見ると厚労省の決定にも疑問が残ります。

日本はタミフル使用の世界シェア7割を越す、タミフル先進国です。何故、7割ものシェアがあるかと言うと、インフルエンザかどうかの検査機能が殆どの病院で備わっているからです。

経験がある人も多いと思いますが、鼻に綿棒を突っ込む検査ですね。結果が直ぐ分かり、直ぐ処方できる、だからタミフルの使用率が高いそうです。

海外では、インフルエンザかどうかの判断が直ぐにできない、だから処方ができないそうです。

日本に住んでいることは、医療面でも恵まれているということも忘れないで下さい。

by melo-works | 2007-03-22 00:01 | Comments(0)


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