米金融大手のシティグループの日興コーディアルグループへの株式の公開買い付け(TOB)が成立し、事実上傘下に治めました。
日本の旧4大証券(野村、大和、日興、山一)の内、山一證券がメリルリンチに買われ、今回シティグループが日興を傘下に治めたことで日本の4大証券中2つが外資となったわけです。
日本は今だ投資に関しては後進国です。投資より安定的な貯金が大勢を占めています。
シティグループの進出は私は歓迎しています。日本が外資に買われるといった見方とは別に、遅れている部分を進化させることは、世界経済に置いていかれないことにつながります。
経済は目まぐるしく変化、進歩しています。過去の常識は通用せず、変化に対応できない者は置いていかれます。
変化に対応するためには、日々勉強が必要、我々も日々進化していきましょう。
話は変わりますが、パチンコ業界大手のダイエーが負債総額約600億円を抱え倒産しました。
同社は1965年の創業でパチンコ店41店、カラオケ店2店を経営しており、06年3月期には、業界で全国6位の2221億7700万円の売り上げを計上した大手です。
倒産の原因は首都圏への積極進出が裏目に出て、過剰投資で借入金が増加した上、既存店の売り上げも振るわず、資金繰りが悪化したという典型的な倒産例です。
店舗の拡大(投資)と既存店売上のバランスは非常に難しく、当社も小規模ながら同じような問題に取り組んでいます。
バランス感覚を失わず、挑戦意欲も旺盛に、頑張っていきたいと考えています。