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2007年 11月 22日

花小金井

今日は重大な問題に頭を悩ませた1日でした。

12月にスタート予定の花小金井物件は、明日から内装工事がスタートします。

今日、工事の最終打ち合わせで花小金井に行った際、当社がオープンを予定しているビルの斜め向かいのビルが新築工事中で「テナント募集中」の案内があったため、気になり、何のテナントが入るのかを問い合わせてみました。

返答は最も恐れていた「1階には飲食が決まって、3階にカラオケが入ります。2階はまだ空いています」という回答でした。

工事を前にして、最悪のタイミングです。花小金井という駅の市場性を考えると、カラオケボックスが2店舗共存して利益を上げるだけの大きな市場ではありません。

向かいのビルのテナントも当社がカラオケをオープンさせるということは、知らない状況だと思います。

即座に、第一興商やエクシング等、カラオケ関係企業に調査を依頼しましたが、先方の企業名は分からない状況です。

私は、最悪のことを考え、不動産契約、工事発注契約を解約しても、今回は止めようと思い、業者に片っ端から電話をしました。

今回、花小金井から撤退した場合の損害は一時金で1000万近いでしょう。でも、それは一時金としての損害で、止めればリスクはそれ以上膨らみません。当社の体力からすれば、1000万の損害が致命傷になるとも思いません。

ですが、進めば2000万の資金が必要で、尚且、月々の赤字という最悪のリスクが待っている可能性があります。

数人の経営者にも電話で相談しました。状況を説明し、「撤退」か「チャレンジ」か、今回のケースはどちらが懸命な判断か、考えを尋ねました。

数人の意見を聞き、それから数時間、一つ一つ整理して考えました。

確かに2つのカラオケは共存できる市場ではないでしょう。ですが、戦って勝つことは可能です。

例え、大手が相手でも、規模が当社より大きくても、私とマネージャーと葛西店長で戦っていけば、勝機は十分あるのではないか、という考えがどうしても浮かんできます。

そして、既存店には多くの仲間がいることを考えれば、ここは勝負して良い場面ではないか、そういった発想が徐々に大きくなっていきました。

進むリスクは大きく、相手も分からない今、先は予想できません。

ですが、事業を行うということはチャレンジの連続であって、問題解決の連続です。

気持ちの整理が付くまで、半日かかりましたが、結局、突き進んでいくことに決めました。

今後、独立を目指している人は、事業の難しさ、タイミングの重要性、戦いの連続、リスク管理を少しでも感じ取っていただければと思います。

ですが、それを超越した「情熱、熱意に勝るもの無し」ということも伝えたい、そう思い、乱れた心を吐露する心境で書きました。

私がカラオケをオープンさせたことで、撤退を余儀なくされた事業者も沢山います。資本主義経済というのは、企業間の戦いの連続です。戦いに敗れたら、それは退場するしかない世界です。

退場しないためにも、戦いに勝つことが必要とされるわけです。

人生、試練の連続ですね。頑張りましょう。

by melo-works | 2007-11-22 01:23 | Comments(2)
Commented by 名無し at 2007-11-23 13:27 x
ブログを読んでびっくりしましたが、パワフルな葛西店長だからきっと大丈夫だと思います!応援したいと思います~!!がんばれ~!!
Commented by 匿名 at 2007-11-24 03:52 x
我社ならちゃんと乗り越えれると信じてます!!
自分バイトで何も知らない立場ですが、ブログを読んでそう思いました。
みんなで手を取り合い、もっと過酷な試練でも立ち向かえる力強い会社にしていきましょう!


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